マダニが生息する森林に入る場合、長袖や長ズボンを着用し、サンダルではなく靴を履くなどして肌を露出させないでください。DEET成分30%以上の虫よけ剤やインセクトシールド(忌避剤を染み込ませた防虫ウエア)も有効です。
中部ヨーロッパ脳炎やロシア春夏脳炎にはワクチン接種が有効です。
※出発まで時間がない方には、1回目接種から7日後に2回目接種、21日後に3回目接種、1年後に4回目接種を行います。
予防接種をご希望の方は、こちらからご予約ください。
感染後7~14日後に発熱があります。頭痛や悪心、筋肉痛などを伴う熱が2~7日ほど続きます。その後一時的に症状がなくなって7日後くらいに、めまいや昏睡、自立神経失調が起きたり、光が異常に眩しく感じたり、歩くことができなくなるなど、髄膜炎や脳炎の症状が出る場合があります。
特にロシア、チェコ、ラトビア、リトアニア、ドイツ、エストニア、スウェーデン、スイス、オーストリア、フィンランドなどで多く発生しています。