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医療法人社団 コスモ 千駄ヶ谷インターナショナルクリニック Sendagaya International Clinic

千駄ヶ谷駅から徒歩3分、予約優先の一般内科診療の他に旅行外来(トラベルクリニック)外国人診療を行っています。

ワクチンで予防できる感染症 各項目をクリックしてください

▍B型肝炎について重要ポイント

  • 血液、血液製剤、体液との接触で感染し、1~6ヶ月の潜伏期間の後発症します。
  • 予防にはB型肝炎ウイルスワクチンの接種が有効です(一般と母子感染予防では接種方法が異なります)。

▍B型肝炎を予防するには

B型肝炎ウイルスワクチンは、1回目の接種から1ヵ月後に2回目を接種し、1回目から約5~6ヶ月後に3回目を接種します。

※出発まで時間がない方には、1回目接種から1週間後に2回目接種、3週間後に3回目接種を行います。
予防接種をご希望の方は、こちらからご予約ください。

予防接種をご希望の方は、こちらからご予約ください。
母子感染予防の接種については、メールか電話でお問い合わせください。

▍B型肝炎とは(兆候・症状)

B型肝炎はB型肝炎ウイルスに感染することにより発症します。B型肝炎ウイルスの潜伏期間は30~180日です。一般的に感染してから30~60日経つとウイルスを検出できますが、検出可能な期間には幅があります。感染初期は症状が出ないことが多い一方で、黄疸や暗い黄赤の尿、激しい倦怠感、吐き気、嘔吐、腹痛などの症状が数週間続く場合もあります。B型肝炎ウイルスが肝臓に慢性的に感染すると、肝硬変や肝がんに進展することがあります。

▍B型肝炎の感染原因(発症地域)

B型肝炎ウイルスはA型肝炎ウイルスとは異なり、汚染された食物や水によって感染することはありません。
B型肝炎ウイルスは、血液や血液製剤、精液などの体液の接触で感染します。次のような行為は、感染の可能性を高めます。

  • コンドームを使用しない性的接触
  • 注射針や注射用器具の共用
  • B型肝炎ウイルス抗体スクリーニングが行われていない血液や血液製剤の輸血
  • 血液に触れる可能性がある仕事(医療、歯科、臨床検査現場など)
  • 血液で汚れた針を使用した歯科処置や医療処置、入れ墨、ボディピアス
  • 皮膚や粘膜にある傷への汚染された血液の接触

特に西アフリカで流行しており、東アフリカや南部アフリカ、北東・東南・中央アジアでも多く見られます。